人協働パレタイザCoboPal×クラウド型MES ProManageのデモ展示(第10回インターフェックス Week 大阪出展レポート)
第10回インターフェックス Week 大阪
2024年3月13日(水)~15日(金) インテックス大阪にて開催された「第10回インターフェックス Week 大阪(同時開催:ファーマラボEXPO、再生医療EXPO、フードテックWeek)」に出展いたしました。
弊社ブースでは、
- 重労働を解消する「人協働パレタイザCoboPal」
- 設備の稼働データを収集&可視化する「クラウド型MES ProManage Cloud」
を組み合わせたデモを展示しました。
今回の記事では、インターフェックス大阪での展示内容をあらためてご紹介させていただきます。
展示内容① 人協働パレタイザCoboPal
必要なものが揃ったパッケージ人協働パレタイザCoboPalとは?
人協働パレタイザCoboPal(FAMS社)は人協働ロボットによるパレタイズ作業の自動化に必要な機器や設備がすべて揃った導入しやすいパッケージです。作業者の重労働を軽減し、働きやすい職場づくりに貢献します。
特徴
- 30kgの高可搬
- 人協働ロボットなので省スペースでの自動化が可能
- 多様なワークのパレタイズに対応(段ボール/一斗缶/ポリ容器/紙袋など)
- 安心のサポート体制
段ボールのパレタイズデモ
ラインナップ|使用用途に合わせて選べるCoboPal2
CoboPalは従来から導入しやすいパッケージでしたが、2023年末から「豊富なラインナップ」を取り揃えたCoboPal2を販売開始しました。
お客様の使用用途に合わせて、ラインナップをご用意しているため、これまでより更に導入しやすくなりました。
CoboPal2ラインナップ
- Light(シンプル・低価格)
- Smart(スマートペンダント操作)
- Touch(タッチパネル搭載)
- Pro(周辺装置との連携)
- Eye(ビジョン機能搭載)
今回の展示でご紹介したのは、CoboPal 2 Touchです。タッチパネル搭載で操作性がよいパッケージで、現場作業者の方が使いやすい商品です。
ラインナップ|様々なワークに対応するロボットハンド
ブースでは、「紙袋」「コンテナ」「ペール缶」など、様々なワークのパレタイズに対応できるロボットハンドのラインナップもご紹介しました。ロボットハンドの交換も簡単です。
展示内容② クラウド型MES ProManage Cloud
IoTからはじめるクラウド型 MES ProManage Cloudとは?
クラウド型 製造実行システム(MES)ProManage Cloudは、スモールスタートで設備稼働データの収集&可視化(IoT)を実現します。
設備稼働率や停止理由、生産進捗などの情報をオンライン、リアルタイムに可視化し、製造現場の生産性向上に貢献します。
データ収集|様々な設備・旧式の設備にも対応!
様々な通信プロトコルに対応
ProManage Cloudは、OPC UA、EuroMapなど、様々な通信プロトコルに対応。異なるメーカー、様々な設備(ロボット、充填機、包装機など)からデータ収集が可能です。
古い設備からのデータ収集
さらに、スマートカウンターというIoTゲートウェイを使用することで、OPCやEuromapなどの通信プロコトルに対応していない旧式の設備からのデータ収集も可能です。
データ収集|CoboPalの稼働データ
今回の展示では、「スマートカウンター」というIoTゲートウェイを使用してデータを収集しました。
収集したデータ
- 生産量:段ボールを積んだ個数
- サイクルタイム(実績):1箱を積む動作に掛かった時間
- 稼働時間:CoboPalが段ボールを積んでいる時間
- 停止時間:CoboPalが停止した時間
- 停止理由(侵入検知):CoboPalが停止した理由
データの可視化|生産進捗をリアルタイムに確認
ProManageを活用すると、生産進捗をリアルタイムに可視化することができます。
「現在の目標に対して、生産実績はどうなっているか?」が常に見えるため、ProManageを利用している多くの工場で、ProManageを導入してすぐに、現場作業者の生産性が向上しています。
また、生産管理の担当者は、リアルタイムに、オンラインで生産進捗データを確認することができるようになります。データをもとに、これまでよりもスムーズに、製造現場の担当者とコミュニケーションを取ることができるようになります。
データの可視化|設備の履歴を詳細に把握
ProManageを活用すると、設備の履歴を詳細に把握することができます。
これまで、「現場作業者の感覚」や「手動で集計したデータ」でしか分からなかった設備の稼働状況を細かく、正確に、リアルタイムに把握することで、経営者や工場長、現場管理者の意思決定や業務効率化に貢献します。
データの可視化|設備の停止理由を効率的に分析
ProManageは収集したデータを利用して、設備の停止理由の分析に使用しやすい様々なレポートを自動的に生成します。
「TEEPウォーターフォール」や「停止のパレート図」などのレポートを活用することで「生産性向上に対する寄与度の大きな停止内容」を特定。工場の生産性向上に向けて有効な改善策の立案と実行、効果確認に貢献します。
さいごに
今回ご紹介した「人協働パレタイザCoboPal」や「ProManage Cloud」の機能詳細や導入事例は、随時、個別にご紹介させていただいております。
皆様の工場で、重労働解消に向けて自動化を検討したい、設備稼働率の見える化をしたいなどの取り組みテーマがございましたら、是非お気軽にお問合せください。
Supporting Problem Solving
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