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MES(製造実行システム)

IoTゲートウェイとは?エッジPCとの違い・IoTシステム構成例も紹介!

IoTゲートウェイとは?エッジPCとの違い・IoTシステム構成例も紹介!
目次

IoTゲートウェイとは?

IoTゲートウェイは、工場内の様々な設備やセンサーから収集したデータを集約して、サーバーに送信するための機器です。

「IoTゲートウェイ」と「エッジPC(コンピュータ)」の違い

IoTシステムの構成要素で、理解しづらいのが「IoTゲートウェイ」と「エッジPC(エッジコンピュータ)」の違いではないでしょうか?

IoTゲートウェイは「データの集約」「データの前処理」「セキュリティの管理」という役割を持つのに対して、エッジPC(エッジコンピュータ)は製造現場に近い場所(エッジ)で、IoTデータの処理や解析を実行する役割を持ちます。

エッジPC(コンピュータ)を活用することで、リアルタイム性が求められるデータ処理やアクションの、反応時間を短縮することが可能です。

IoTゲートウェイエッジPC(コンピュータ)
  • データの集約
  • データの前処理
  • セキュリティの管理
  • データの解析(高速)

IoTシステム構成例

製造現場では「エッジPCと通信できる設備」「エッジPCと通信できない設備(例:旧式の設備、通信方法が不明な設備)」が混在するケースが多いと思います。

そのように様々な設備が混在する工場のIoTシステム構成例をご紹介します。

IoTシステム構成例 エッジPC 通信 PLCIoTシステム構成例
「エッジPCと通信できる設備」「エッジPCと通信できない設備」が混在する工場の場合

「エッジPCと通信できる設備」からのサーバへのデータ収集方法

  1. 設備→エッジPC:設備に搭載したPLCから直接、エッジPCにデータを送信。
  2. エッジPC:データを前処理
  3. エッジPC→サーバ:エッジPCから、サーバ(図の場合はクラウド)にデータを送信。

「エッジPCと通信できない設備(例:旧式の設備、通信方法が不明な設備)」からのデータ収集方法

  1. 設備→エッジPC:「IoTゲートウェイ」を利用して、センサや設備で収集したデータを、エッジPCに送信。
  2. エッジPC:データを前処理
  3. エッジPC→サーバ:エッジPCから、サーバ(図の場合はクラウド)にデータを送信。

IoTから始める!クラウド型MES ProManage Cloudのご紹介

弊社でご紹介している「ProManage Cloud(開発:ProManage社)」は、IoTゲートウェイ「スマートカウンター(製造:ProManage社)」とエッジソフト「ProManage Cloud Edge Service(開発:ProManage社)」など、IoTを始めるために必要な機器が揃ったシステムです。

設備1台からスモールスタートでIoTを開始。段階的に接続設備台数や、機能を拡張していきやすいパッケージ構成になっています。


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